今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

真そばの味研究所

初体験・日本ミツバチの蜂蜜絞り

又・又!・・・刺されました。
あ・あ・あ・あぁ~ミツバチに・・・3回目です。

今回(3回目)は、ズボンの裾から潜り込み・・・チクリ!

今回は、前回の反省から簡単な防御ネット帽子をかぶっていたのですが・・・。
何と・なんと、ズボンの裾から潜り込み、あれ?ッと思った途端に・・・シカッと。
チャーボーに「今度は、ズボンの裾を絞って行かんとイカンね」と言われてしまいました。
冷やしている(教えていただいて)ので、腫れてはきませんが、痛い・痛い・日本ミツバチなのに?痛いです。

今日は、昨年からソバの授粉促進用に置いて貰っている日本ミツバチ蜂蜜の初絞りでした。

日本ミツバチ飼育のプロ・Iさんも刺されて・・・ネットかぶりに

何から何まで・・・Iさんにお世話になっています。
Iさん「日本ミツバチは大丈夫だよ。刺されませんから・・・」と言っておられましたが、直ぐに顔にチクり!。
フェイスネットを付けられましたが・・・手にもチクり!。
見学に来ておられた隣町のSさんも眼の直ぐ近くにチクり!。
良かった・・・前回刺された経験で、ボクは防蜂フェイスガードネットをして、手袋もはめて完全防備です。
が・遂に・・・、ズボンの上からでは無く、中に潜られてチクり!でした。

何事も初めては・・・分らないことばかりです。
勿論、蜂蜜絞りも初めてです。
準備する道具一つ、揃っていません。
全部、Iさんが用意してくださいました。
見学のSさんは、自分でもやってみたいから・・・との事でした。
そばDa迷人は、興味はあるのですが、そばに関すること以外で楽しい事が出来ては大変!。
ソバ作り(栽培)、蕎麦作り(石臼製粉)、そば作り(手打ち)だけでも時間が足りません。
関連する蜜蜂、しかも希少種・日本ミツバチなので、一応覚えたいとは思いましたが、Iさんにお世話になり続けないと、とても飼えそうもありません。
それに、何と言っても、チクリの蓄積は怖いです。

Iさん撮影の日本ミツバチ

そば屋のオヤジになって19年目、今年中に20周年を迎えますが、その2年前から、この地の耕作放棄地を借り、農業委員会の認可を得て農業主となりました。
つまり、ソバ栽培は、只今22回目の準備中です。
始めた年は、ソバの花にブンブンと凄いミツバチでした。
その頃は、日本ミツバチと西洋ミツバチの、見分け和付けられませんでした。
今でも、見かけるのは、殆どが西洋ミツバチです。

そばの里深萱ふ~どのソバ畑に来た・西洋ミツバチ

やっぱり数が減ったなぁ~と感じていたのですが、2年くらい、殆どミツバチの姿を見ないことがありました。
ソバは、長柱花(雌しべが長くて雄しべが短い)と短柱花(反対に、雌しべが短くて雄しべが長い)があり、交互に授粉しないと、結実しない(他家受粉)のです。

雌しべの長い・長柱花

雌しべの短い・短柱花

ミツバチ以外の虫や風で受粉も出来ますが、結実に至るには、やっぱりミツバチの存在が欠かせません。
このままミツバチが減ったら・・・大変なことになる!を体験しました。
これをボヤイテいたら・・・有り難いことに、ミツバチの巣を、しかも、日本ミツバチを置いてもらえたのです。
感謝・感謝です。
まさか・・・蜂蜜絞りまで。
更に、Iさんは「飼育者として届け出もして貰っているし、これは、そちらの分ですよ」と、蜂蜜を全部下さるのです。
日本ミツバチの蜂蜜は、遠心分離の方法で絞りません。
蜜たっぷりの巣を細かく刻んで、120メッシュのオーガンジー(布)から滴り落ちるのを一晩待つのです。
明日にならないと・・・収量は確定しませんが、Iさんは4Kg位かな?と。
希少価値・日本ミツバチの蜂蜜、ワクワクしながらWEB検索してみました。
価格は色々・・・、高い物も目に付きました。
山梨県産の「日本製・日本ミツバチ・百花蜜・日本蜜蜂の密・天然」とあったものは、200g瓶入りが6,066円。
4kgだと・・・121,320円?。
ビックリ・びっくりです。

2回目の120メッシュ濾過(瓶詰め)

ここ数年、毎朝、健康増進(免疫力アップ?)を期待して、蜜蜂1匹が生涯に集める量(小さじ1杯)を舐めています。
今舐めているのは、西洋蜜蜂の蜂蜜ですが、これが終わったら・・・この貴重な蜂蜜をいただくことにします。
嬉しい・有り難い経験をさせていただきました。

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。