今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

感動の励まし・最高のエネルギー

閑散日に・・・「アンマリ美味しかったので」と再訪

やっぱり暇な日は良い事・有るなぁ〜。
否々・商売だから・暇はダメなんだから・・・こんな事言ってちゃダメ・ダメかな?。

この日のそれ(良い事)は・・・朝の準備中から始まった様で、1本の電話が有りました。
電話に出たチャーボーが「平日なので1日3組まで予約を頂いていますが予約だとお名前と電話番号を頂戴するんです。今は未だ寒いので空いてますし、今日もお待ちいただくことは無いと思いますが、どうされます・・・」とやっていました。

定刻前に、2台の車が到着です。
あれ?時間前に・今日は忙しくなるかなぁ~と期待させてくれました。
客室掃除も順調に終わったようだったので、開店時間前でしたが、パートさんが駐車場まで行き、案内してくれました。


暇なときに限って大チョンボ(本日ではありませんが)。
23年間に、こんな風に・釜を3度も空焚きをしてしまいました。

そば打ちを終わって、釜の準備をしていると、客室から戻ったパートさんが「最初のお客様ですが、高山(同じ県内ですが雪深い北へ120km先)から来て下さったんですって。自分達でソバを栽培して、製粉して、そば打ちをして、町おこしをされている方達で、一人がこの前来て、アンマリ美味しかったので今日は仲間と来たと言っておられます」と。
こちらの準備も順調に進んでいたので、釜の沸騰見張り(火消し)をチャーボーに頼んで、珍しく・珍しく(否・初めての事です)・・・客室に出ました。
パートさんの「アンマリ美味しかったので」の伝言に喜んで出て行ったのです。

名刺交換をすると・・・開店時間が迫っているのに話が止まりません。
それに・・・嬉しい事に、他のお客様が何組か続きました。
振り返れば、話が出来たのはほんのわずかな時間ですが、そのお客様達は、市の認定を貰ってソバ栽培から始めた町おこし事業に携わっておられる方達でした。
代表の方が「兎に角美味しい。我々も標高800mの地で自分達で栽培して美味しい蕎麦の実が収穫出来ているので、挽き方・打ち方が違うのかなぁと色々考えました。図々しいですがこの味の違いが出る打ち方を教えて下さいませんか。弟子は取られんそうですが、ボランティアでお手伝いさせて貰えませんか?・・・」と(余談ですが、町おこしの会長さんで、ご自身は会社の社長さんです)。
弟子取りをしないことは承知だったので、類似のそば打ち指導もしない事を話しましたが、開発中の真そば流の技を後世に残す事は考えているところで、町おこしでの承継が実現すれば一番望むところだと話しました。
先方は、弟子入りの様な方法での伝授を希望されていたので、そばDa迷人の考えを理解して貰えるまでの時間はありませんでしたが、次の機会と言うか、再会があれば良いなぁ~と感じながら、業務復帰をしました。

追記になりますが、暇な日は、チャーボーも客室に出ます。
何とかして弟子入りの形で・・・が諦めきれないのでしょう、チャーボにもこれを切望されたようです。
加えて、そばの味を「本当に凄い味」と話され、つゆの味も「初めての味で何もかもが凄い」と言って下さった様でした。
そば屋のオヤジ、白状いたしますが、そばDa迷人は、そばを打ちますが(栽培と粉挽きもですが)、蕎麦包丁以外の包丁が握れません。
つまり、つゆ等調理部分は、全てがチャーボーです。
つまり・つまり、そばの里深萱ふ~どの肝心な部分・江戸そば流で言う「そば屋の暖簾の味はそばの味ではなくつゆの味である」は、我が店では、女将が作っているのです。
しかも、余談中の余談になりますが、今月上京したボクは、昼食に東京のある老舗のそばを食べましたが、そばも美味しくはありません(ボクの口には合わない)でしたが、その伝統の老舗の味であるつゆの味にガッカリしました。
これじゃあ、つゆがそばをより不味くしている!と感じていたのです。
そばDa迷人とつゆを作る担当のチャーボーの合い言葉は、つゆは、それ自体が主張しちゃダメでそばの味をより引き立てるものでなければそばつゆじゃない!です。
つゆに対しては、時々しか言葉が頂けませんが、頂く時には、ほぼ共通している内容が「このつゆは凄い」です。
未だ未だつゆを味わっていただける方が少ないのだなぁ(否、裏方だからこれでいいが本心です)・・・と感じています。
今回、声を大きく・かなり強調された「このつゆは凄い!」に絆されたのか・・・?チャーボーは「感じていただけて嬉しいです。4種類の鰹と長野の塩屋と言う小さな醸造会社の最高級醤油を2種類使っています。1つはたまり醤油なので色が黒くて、色だけで辛いと言われてしまいますが、旨味と甘みに優れています。つゆなのであくまでもそばの味を引き立てるように仕立てています」と、秘伝です・・・前置きしていたのに、開発苦労の一部を話したようです。

閑話休題、厨房に戻ると、全て準備完了で、この日は珍しく忙しい日になりました。
でも無いか・・・?・スタートが遅れたのでオープン早々がバタバタしましたが、直ぐに一段落、その方達が帰られると・・・閑古鳥で、スタッフも交代の早飯(高校時代の早弁並?)にさせて貰って、時間内の片付け開始で、パートさん等は早帰りとなってしまいました。
でも、こんなお客様がある日は、我流極めて・新流作り(我流も極めなければ・只の我流)・真そば流開発・光輝幸高齢者の励みです。
光輝幸高齢者・もう暫く顔晴りま~す。

そばDa迷人(そばだめいと)

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。