今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

顔晴りま〜す・幸せづくり

きっと大きな夢になる。

素晴らしいなぁ・これ(写真)。
分かります?、そばDa迷人は73年と半年生きて来ましたが、初めて知りました。
感動です「木の葉の切り絵」です。
作者は、リトさん。

 写真の下の部分に作品の木の葉(現物)
上は作品紹介のポスターで、「今は小さなかけらでも、今に大きな夢になる」と

「リト@葉っぱの切り絵」で検索すると出て来ました・・・(凄い・感動)。
「人気の葉っぱ切り絵アーティストのリトさん(35)=本名・橋本賢治さん=2年前まで収入、貯金ゼロで、芸術を学んだ経験もありませんでした。(以下略・神戸新聞記事)」と。

久しぶりに、ノンビリしたいと、蓼科高原に来て、ホテルで目が覚め、さあ何処へ行こうかと思案した時、チャーボーが、何と「諏訪湖から富士山が見える美術館(ハーモ美術館・長野県下諏訪町。この木の葉の切り絵展はこの時の企画展)が有るよ」と探し出しました。
宿泊した標高1600mの蓼科から富士山は見えないのに、何でそれより標高の低い諏訪湖から見える?と、疑心暗鬼で出掛けた訳です。
着くと・・・感動です・富士山がクッキリ!。

諏訪湖から富士山が見えた!

館内説明の通りハーモ美術館の常設展を見て企画展会場へ行くと・・・更に感動です。
木の葉の切り絵、独創性あふれる技術も凄いと思いましたし、動物やらを葉っぱを感性でデザイン・・・これぞ芸術家!、ボクにはとても真似など出来るはずはありませんし、大きなポスターにした作品紹介の言葉にも感動しました。
「みんなの夢、大きく育てて行こうね」
「今は小さなかけらでも、きっと大きな夢になる」
成る程・成る程、日本に生きる皆が、こんな生き方が出来たら・・・なぁ。

「みんなの夢、大きく育てて行こうね」と。

日本のリーダー岸田総理は「貯蓄から投資へ」と掲げています。
具体的には、貯金を投資信託やNISAに変えさせようとする政策に写っています。
これで本当に、国民は豊かになれるんでしょうか。
そばDa迷人は「NO!」と感じています。
日本は未だ未だ差別がまかり通っている国?(定年制のある年齢差別国。アメリカ・EU・オーストラリアの国々では定年制はありません。法律で禁止)です。
人生100年時代と言われ始めたこの先、年金に期待しても・・・掛金する人が減って行くのですから、今より内容が悪くなるのは歴然としています。
だから・・・お金に焦点を当てて慌てているとしか写りません。

人生を豊かにするのはお金でしょうか?。
そばDa迷人は、23年前の50歳の時に卒サラを決め込みました。
卒サラなので給料を得て生きる事の決別を意識した訳ですが、子育てはほぼ終わっていた時期であっても生きて行かねばなりません。
貯蓄も投資も目指しません(目指せません?かな)が、食べてだけは行かねば・・・です。
52歳でそば屋を始めました。
その2年前に、町の農業委員会の承認を得て百姓となり、ソバの栽培用にと借りた畑で野菜等を作りました。

坂祝・深萱の地で、先ずはソバ栽培を始めました。

 

百姓と飲食店(残り物の処分品をあてに)なら生きて行ける!・蓄財より生甲斐充実の人生に・・・と、卒サラ後の営みを始めました。
有り難いことに、そば屋が忙しくなり、借りた畑では野菜栽培をする時間が取れず、ソバ栽培のみとなりました。
そして、大きな変化は・・・やっぱり年金受給です。
卒サラ後60歳迄は、厚生年金に変わって国民年金の掛金が残りました。
借金までして始めたそば屋だったので、この掛金の負担は大きかったなぁ~。
63歳になると年金は満額受給(これは詐欺!60歳から受給と言って掛金をさせながら65歳への段階延長対象でした)です。
満額と言っても、サラリーマンなら一番沢山の掛金をする期間の前の卒サラなので、この額では、時間に追われることの無い・豊かな年金人生・無職で悠々自適なサンデー毎日とはなりません。
が・・・73歳と半年、この歳になっても毎日決まった時間に起き、やるべき事が詰まっていて退屈しませんし、70歳からの老化防止には、やることのある毎日が最高と考えています。

卒サラ前の40歳から始めたそば打ち、生涯趣味で極める!と言っていましたが、これがそば屋のオヤジに繋がりました。
最愛の妻・チャーボーの理解あって、「そば小屋」と称してそば打ちの出来る部屋と会食が出来る部屋を備えた自宅を建てました。
趣味だったそば打ちで、休日のほぼ毎日「そば会」と称して、手打ちそばを振る舞っていました。
これこそ、誰にも言われたことはありませんでしたが、ボクの投資だった・・・と振り返っています。
否、「あいつ、よくあんなお金を使うな」との陰口が聞こえてきました。
支えてくれたのは、愛する妻・チャーボーでした。
人生に必要な投資とは、投資信託等相場のあるものにお金を託すことでは無く、夢中になれるものを見つけ、これを極める為にこそお金を使うこと!と考えます。
そば屋のオヤジ、プロになった今では・・・趣味で覚えた技・江戸そば流を基本に、素材の美味しさを更に更に・最大限引き出す「真そば流」の開発中です。

そばDa迷人の育った頃は、否30歳過ぎ頃迄、週休1日が当たり前でした。
土曜日が休日となり、2日の休日の内1日は身体を休める日、増えた1日は人生を豊かにするための日!にしよう・・・と考えました。
これが、そばDa迷人の投資の開始だったと振り返っています。


「増やす投資」より「使う投資」、そして悠々自適な年金生活を犠牲にした卒サラ・・・みんな・みんな間違いでは無かったと振り返っています。
美味しいそばの打ち方に今も悩むそばDa迷人には、木の葉の切り絵のリトさんの作品を見て、自分の人生を振り返り、理想の投資をしたのだから、この先も尽きる日まで、使う投資をし続けようと決意するよい日となりました。

自分の人生を楽しくするため、「貯める(貯蓄)」から「増やす投資」が言われ始めましたが、更に豊かな人生を拓く「使う投資」、是非・是非一緒に始めましょう。
増やす投資も悪いわけではありませんが、先ずは、素晴らし感動の作品「リト@葉っぱの切り絵」を検索し、いつか作品に触れ、一人でも多くの人が真の投資(使う投資)を開始し、日本が真の先進国になってゆく事を楽しみにしています。


 諏訪湖畔ハーモ美術館での企画展でした。

愛する妻・チャーボーと二人、久しぶりにホッとした時を求めて出掛けた日に、嘘!富士山が見える?と訪れた場所で、素晴らしいものに出合い、良い時を貰いました。
そばDa迷人(そばだめいと)

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。