今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

顔晴りま〜す・幸せづくり

生まれながらの封筒の中身(愛する妻・チャーボーを幸せに)

ボクの人生で・・・30年以上も前のことになるので、これはもう昔々のことですね。
前職(商工会議所職員)は、その気になればとってもいい仕事が出来、当時、天職だ!と感じていました。
経営改善啓発の講習会を計画することとなり、縁を伝って、松下政経塾(現在は公益財団法人松下幸之助記念志財団)の設立当初の塾頭・上甲晃さん(現在は「志ネットワーク」代表)の講演会を開催しました。
会場一杯の聴講者を前に、松下幸之助翁に松下政経塾の塾頭として開塾を命ぜられた時の話の中で、「親父から、『人間の欲望は、母の愛のおっぱいが欲しいと言う欲望で始まり、金銀財宝の物欲や認められたいという名誉欲が出てくる。次に、日本を、世界を良くしたいという至上欲になって行くが、個人にあって、これを実現する具体的な至上欲は、教えたい!という欲である。日本を変え、世界を良くするための開塾、日本のリーダーを養成する政経塾を作ってくれ』と言って任命された」と聞かせてもらいました。
使い切れないお金を儲け、世界に名声をとどろかせた人の最後の欲が「教えたがり」か?と心に残りました。このご縁をいただいたのは、勝手に人生の師と仰ぐイエローハットの鍵山相談役です。
勿論、鍵山相談役の講演会も何回か開催させてもらいました。
その中で、「人は皆、1通の封筒を授かって、この世に誕生している。私の授かったその封筒の中身は『掃除を通じて、世の中の荒みを直して生きなさい(天命)』と書いてありました。多くの人が、生まれながらにして授かったこの封筒の封を開けずに死んで行く。残念で愚かなことだ。出来れば少しでも若いうちに、その封を開けて歩み始めて欲しい・・・」と教えてもらいました。
鍵山先生が、長年1人で続けられて来た掃除が、岐阜県内の若者の目(否、心に!だろうなぁ~)に止まり、「日本を美しくする会」が誕生しました。その会に参加させてもらい、もの凄いことが始まった!と感動していました。
はてさて、ボクの授かった・その1通の封筒の中身は?。
鍵山先生や上甲さんの様に、日本中や世界にまで目標を広げると、未だ未だ未熟なボクは、考えるだけで潰れてしまいます。封筒の中身を読むまでに・・・やっぱり時間がかかりました。
遂に・遂に・・・。開けて読むことが出来ました。
(結論からですよね)ボクが授かった封筒の中身は「愛する妻を幸せにしなさい!」でした。
当たり前で、簡単な様で、なかなか実践できない・・・、でしょ?。
当時のボクは・・・。天職と感じていた商工会議所の仕事が大好きで、所謂、家庭を顧みず、「仕事だ・仕事。飲ミニュケーションだ~!」と、勝手良い理屈を並べ、毎晩の様に午前様でした。

飲ミニュケーションを繰り返した40歳当時、77kg(更に3kg肥えた)

後で知りましたが、愛する妻・チャーボーは、この頃から、定年離婚を考え始めたようでした。
上甲さんや鍵山相談役の話を聞き、その後いろんな出来事があって、大好きな職場からの卒サラを決め込みそば屋のオヤジとなりました。

1年後(41歳)・15kg減の65kg(この写真は67kg時)

そば屋の営業、2人とも同じ仕事(責任も時間も)をするのです。チャーボーの存在感がグングン増して行きました。
月日が流れて・・・。古希を迎えました。人生最大の目標「愛する妻・チャーボーを幸せにする」は、益々比重を大きくしています。
掃除・洗濯・・・食事の準備や片付けをはじめ、ゴミ出し等の家事を、サラリーマンの頃には、一切していませんでしたが、華麗なる・否、加齢なる変身です。

そば屋のオヤジとなって5年(55歳時)・67kg

古希直前・坂祝に新しい風を起こしたい!と勇んで・69歳・70kg

ボク等が診てもらう病院の主治医先生が、待合室に毎日メッセージを掲示しておられ、これを読むのが通院の楽しみ(?)です。
ある日の《妻が、夫にして欲しい事、ベスト5》です。
① ゴミ出し
② 風呂掃除
③ 料理
④ 食器洗い
⑤ 洗濯
出来ていますか~?。
① と②と⑤は、ボク・そばDa迷人の分担です。②と⑤は毎日です・・・。
《余談ですが、チャーボーは、「退職したら、料理は1日おきの交代が約束でしょ!と不満の様です》
そば屋のオヤジとなって・・・ボクは、チャーボーと毎日一緒。勿論寝る時もベッドを2つ、並べています。四六時中・つまり、ほぼ24時間、一緒に楽しい時間を過ごしています。
日本が真の先進国になるには、最小の組織で最重要単位である夫婦、これが最高の関係である・・・ことから。
2人だけの時は勿論、いつでも・どこでも、恥ずかしがらず・臆病らず、堂々と「可愛い」・「綺麗」・「愛してる」を妻に。そして、車の助手席に妻を乗せる時は、ドアを開けています。


いつでも・どこでも・・・一緒に。最愛の妻・チャーボーと。

日本に、こんな変人を増やして行きたい!。かなり真剣に・・・こんなことを夢に見ています。
こんな事が当たり前に出来る仲間を増やし、経済大国日本を真の先進国にする国民の行動を広めて行きたい・感染させて行きたい・・・を、そば屋のオヤジの人生最後の・最高の欲望としています。
顔晴りま~す。

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。