ソバは、長柱花(雌しべが長くて雄しべが短い)と言う花と、短柱花(反対に・雌しべが短くて雄しべが長い)と言う花があって、互いに受粉し合わないと実が着きません。
つまり、蜜蜂がいないとソバは・・・収穫できないのです。
長柱花と短柱花が混じって咲く・ソバ畑に来た・日本ミツバチ
実は・・・そば屋のオヤジになる2年前だから、22回のソバ栽培の経験中、ミツバチの飛来が極端に減って・・・全くの不作の年がありました。
この時は、流石に、ハウス栽培のイチゴの様に、ミツバチの巣を借りてこないと駄目かなぁ・・・と思っていました。
実は・実は・・・昨日、お世話になっている関市のIさんから「Hさんの蜂(日本ミツバチ)が分蜂したので持って行きます・・・」と連絡がありました。
実は・実は・実は・・・一昨年から昨年にかけて、Iさんにお世話になって、日本ミツバチの巣箱を置いて貰っていました。
それが・・・昨年の7月21日(火)・定休日に・・・何と・何と、あろう事か?大量の西洋ミツバチに襲われて、あっという間に全滅してしまいました。
恐るべき・・・同じミツバチ(西洋ミツバチ)の襲撃!
この時、又来年、分蜂したら持って来てあげるから・・・と言って貰っていたのです。
これまた実は・・・ですが、この時は、客室の東側の窓の下に置いていたので、その飛び交う姿を見て、毎日楽しませて貰っていましたが、コロナ対策の補助金を利用させて貰って、信号機から見える場所に、看板と駐車場を設置し、客室の下・巣箱のあったところがお客様の通路になりました。
そんな訳で、いくら日本ミツバチは温和しい?(けどボクは3度も刺されました)と言っても、ここには置けなくなりました。
人の出入りのない安全なソバ畑近くの竹藪の隣に、防草シートを貼り、もし巣箱が来たらここに・・・と準備していました。
竹藪を綺麗にして・・・防草シートを貼って・・・南向きに
マサカ・まさか、こんなに早く、その嬉しい時が来るなんて思ってもいませんでした。
と言うのは、昨年の分蜂時期(4月)の経験で、ボクは、一つも納めることが出来なかったのです。
面白いことに、昨日の分蜂連絡に、ウキウキでしたが・・・。
Iさんの到着後、その場所に設置完了すると・・・「あれ?入ってない。空や」とIさんです。
「まぁ、待受け箱(分蜂した蜂の集団が選ぶ新しい巣箱となる空の巣)にしておこう・・・」と、結局、昨日はこれを設置して貰っていたのです。
ところが・・・1日経った本日「うちの蜂が分蜂して今納めた。これから持って行きます。今度は確実に入っているからね」と。
設置完了・・・明日から?・飛ぶかな?
到着し、「ここは良い場所だ。又、台風でも安全になる様しっかりさせるが、今日はこれで・・・」と設置完了です。
Iさん「竹藪の中には大スズメハチの巣が出来る事があるから注意がいるけどね。あの木の枝の巣は黄色スズメバチだから、日本ミツバチは、アレには大丈夫、心配ないから・・・」と。
分かりますかねぇ・・・最上段に黄色スズメバチの巣が
大丈夫・昨年の巣なので、ハチは寒さで全滅しています
もっとも、この写真にある巣は、昨年の物なので、黄色スズメハチはもう中にはおらず、空家(?)です。
西洋ミツバチの襲撃はもうコリゴリですが、今年も・・・Iさんにお世話になりながら、楽しませて貰えそうです。
そばDa迷人拝