今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

真そばの味研究所

夢をのせて看板設置 ・ 安心安全導入路に

心変わりではありません・・・?。
性格はあの開店の時の・宣伝嫌いのままですが、20年目(10月31日)の記念日を目前にして、看板設置をしています。
20年と言う月日の流れは凄いですね。
環境の変化・・・と言うか、ボク等夫婦も20年と言う月日の流れを重ね、古希を過ぎました。

その2年前から農地を借りて(1町5反・約15,000平米)のソバ栽培をしています。
県道から畑の真ん中のそば屋に入ってくる・その畑の1つに、畑の真ん中のそば屋への入口を示す看板を立てさせて貰っています。
ここは・・・そのまま借りていますが、看板を目印に入る道は、信号の無い大きな鋭角カーブの交差点で、お帰りの際、通行量の多い県道の左右確認がしにくい場所なんです。
事故が起きなければ良いなぁ~と、初めから気になっていました・・・。

一昨年はチラシ折込みと小冊子の作成、昨年はホームページ公開と、国の補助金利用でお世話になっていた商工会の経営指導員さんから「次は、看板設置で補助金使ったら・・・」と勧められていました。
そばの味は口で味わって欲しいから!と、手打ちそば屋なのに「手打ち」すら謳わない!などと宣伝行為は力を込めて拒否して来ました。
この基本姿勢は変わりませんが、加齢です・加齢・・・、日本の男性の平均健康寿命に王手となりました。
当初から、一代限り・・・と決めて始めたそば屋ですが、お客様の「この味は後世に引き継がなきゃダメ・・・」との嬉しい励ましに、その方法探しを始めました。
前述の小冊子作成やホームページ作成・公開も、これを意識したものです。
新型コロナウイルスで飲食業界は大不況、商工会の経営指導員さんから「今まで以上の補助がありますよ。思い切って導入路を変える看板設置事業、やりませんか」と。
ボクにとっては、この時期、妙な表現ですが、有り難くて嬉しいこととなりました。

「宜しくお願いします」と言うと、「昨年のあのホームページ、とってもよく出来ていますよね。看板のデザイン、彼(株式会社アクリアクト・佐光さん)にお願いしたら・・・」とアドバイスを貰いました。
看板は看板屋?と思っていたボクは、成る程・・・と、先ず彼に相談しました。
「大将のそばにかける思い、理解しているつもりです。やらせてください・・・」と快諾をいただきました。
嬉しいです・有り難いです。その時点から、期待感が溢れ出してきました。
そして・・・こんなに素敵な看板原稿が出来ました。

手塩にかけて栽培した坂祝産蕎麦の実をバックにメイン看板
大心友・故和田芳治(広島県)さんの
「我流・極めれば新流!・極めなければ・ただの我流!」も
書かせて貰いました。

工事の看板屋(株式会社森看板・美濃加茂市)さんは、小・中学校時代の同級生に相談しました。
彼から、付帯工事の建設工事屋(後藤建設・美濃加茂市)さんを紹介して貰いました。
このお二方にも、とってもよくして貰いました。
当初は、この地方にも影響があると言われた台風14号がコースをずらして通過した定休日(10/12・月と13・火)に設置して貰いました。

あっという間に・・・夢をのせて・設置完了です。

40歳になるまで、そばが大っ嫌いだったそば屋のオヤジの夢は「一人でも多くのそば好きを作ってゆくこと」に変わりありませんが、ソバ作り(栽培)・蕎麦作り(石臼製粉)・そば作り(完全手打ち)の真そば流で「日本を健康に、今再び・そばの味革命!」です。
自分好みのそばの味を求め続けて20年、やっと・やっと・やっと・・・自己満足でも完成形間近!?と感じるようになってきました。
こんな素敵な看板を作って貰い、この真そば流そばの味も、もしかして後世に引き継げるのでは?と思わせて貰っています。

 

そろそろ・・・工事完了へ(綺麗になりました)。

面白い話を一つ。
看板設置中に・・・何事?と覗きに来た方が「営業時間や定休日が書いてないね」と。
「看板らしい看板は嫌だったんです。デザイナーさんにボクの夢を看板にして貰いました・・・」と話しました。
閑話休題。
作っていただいた看板は、信号の所から見えるようにと建てて貰ったメインの大看板以外に3枚あります。

ソバ作り(栽培)・蕎麦作り(石臼製粉)・そばづくり(完全手打ち)を説明し店舗へ誘導するサブ看板

江戸流の教えは握って・開いて・指紋すら付くしっとり蕎麦粉
真そば流の最高の蕎麦粉は・・・ご覧の通り・パラリと粉に!

厨房の壁にも・メイン看板から・店を位置づけるサブ看板

真そば流そばで日本中のそばの味革命は、ソバ栽培で耕作放棄地が減って日本の食料自給率の改善(新型コロナウイルス等で輸入が止まっても1日2食は食べられる60%台まで)と世界遺産となった和食を代表するそば食増進で健康平均寿命の延伸の夢をのせています。
是非・・・この看板を見てやってください。
江戸そば流で「非常識!」と言われる絵(写真)も、堂々と看板にしています。

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。