今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

真そばの味研究所

令和6年・お正月の決意(そばDa迷人)

令和6年お正月はとんでもない事(能登半島地震)で明けました。
NHKテレビは・・・今朝・1月2日も、この放送ばかりです。
心が痛み・・・流石にもう見ていられません。
成り行き任せで付けたテレビは・・・芸能人格付けランキング番組でした。1本100万円のワインと5,000円のワインを当てられるか?で始まりました。


余談ですが(文中と関係なし)、
そばDa迷人の晩酌ワイン・オーストラリア産「TRISTAN
これは美味い!(そばDa迷人好み!)

結果は、全員が難しかった・・・と言っていましたが、間違ったのはたった一人だけ。
だが・・・2年ぶりに参加したと言う65連勝中のGACKT(ガクト)さんも「今回は最高に難しかった」と。
彼の次の言葉が凄かった・・・。
「迷ったのは、100万円以上するワインなのに、これはカルベネソヴィ二ヨンでは無い。メルローの味。と言い・・・メルローなら・・・と、2つの品名まで特定し、100万円のワインの名前(覚えられなかったので、正解の品名は記載できません)まで当ててしまったのです。
66連勝に伸ばしたGACKT(ガクト)さんは、番組内で呼ばれているとおりGACKT様!か?。
これはワインでの出来事ですが・・・美味しいそば作り、しかも日本中のそばの味を革命的に美味しく変えた江戸そば流を基本に、真逆の改善を行って、今再び・そばの味革命!なんて言って真そば流を極めているボクにも、ワインの世界は凄い!っと感じる衝撃的な出来事でした。
そばは・・・同じ銘柄でも、作り方(栽培)ばかりでは無く、石臼での挽き方、作り手である打ち方で、味は変わってしまいます。


真そば流・美味しい蕎麦作り編
厳寒の季節の玄蕎麦の再磨きと石抜き
その後未だ未だ第二次作業に続きます

又、これがそばの色と信じられている真っ黒なそばと白いそばで、どちらが美味しい?・どれが高級品?等々の定め的な評価もありません。
「真そば流そば」を豪語するそばDa迷人も、唯々自分好みの味を求め続けて、我流極めれば新流!と、栽培から石臼製粉・手打ちを実践しているだけです。
75歳を迎える今年も、更に美味しいそば作りを求めて・・・この冬休みに西へ・西へとそば喰い旅行(有名店は眼中に無し)を予定しています。
産地や銘柄で、ある程度の味の違いを認めますが、それは美味しい・不味いの決め手にはならない!し、品種や地域では無く、気象条件がどうだったか・誰が作った(栽培・製粉・手打ち)かによって、そばの味は大きく異なってくると信じているボクには・・・GACKT(ガクト)様の解説に代表されるワインと同じ世界が出来たら、そばの美味しいと不味いがハッキリするなぁ~と思うものの、そうでは無いから楽しめるんだ~と言う思いが確立できた素晴らしいお正月となりました。
ワインの世界は・・・蘊蓄で嗜む派と健康のために飲む派に大きく分かれるのでしょうか。
そばには・・・自称そば通?の様な蘊蓄派はいても、ワインの様な法則は無い!し必要も無い?と痛感しました。
ワインを「たかがワイン」という人は無いでしょう。
が、穀物の中でも5穀に入ったことの無いソバは、やっぱり「たかがソバ」です。
でも・・・そばDa迷人は、明治の開港以降食糧自給率が30%を切ろうかと言う危機的な時代且つ食の欧米化でかって無い病が蔓延し始めている日本の救世食はソバ!と言い切ります。
麺にして食べることによって生き残ったソバは、かっての5穀の常連の粟や稗を寄せ付けなくなってはいますが、ヤッパリ未だ「たかがソバ」の域です。
ソバは、和食を代表する機能性から今一番必要な植物で有る事に着眼して、食べ物である以上美味しくする事は条件と心得て「されどそば」を目指す!を強く感じさせてくれるお正月でした。
ワインのGACKT様の様な超人の出現や高級化(=そばを高嶺の花にしてしまうこと)では無く、産地や銘柄だけに頼ったものでも無い・作り方(素材の入手法や材料製法を含む)の改善を加えて、江戸そばを超える更に美味しいそばの誕生と広域認知で、日本の食糧自給率の向上に貢献し・平均健康寿命の延伸に寄与して行くためのそば常食化(1日1食)の実現を夢に見ています。
食べ物の好き嫌いは、味覚で感じて決めるものであり、好みが100%同じとはなりません。
先ずは・・・、自分好みの味が美味しい物と定めて、今年もより美味しいそば作りを目指します。
今年75歳を迎えるそばDa迷人ですが・・・朝起きてやる事のある毎日はとっても幸せな事!と感謝を込めて、そば屋のオヤジになった時の目標・そば好きを一人でも多く作ることの具体策として、そばの味を更に美味しく変えて・毎日の蕎麦食普及を図り、平均健康寿命の延伸に寄与したいと考えています。
そばDa迷人は、ソバ(栽培)・蕎麦(製粉)・そば(手打ち)の分野に限ってはワインのGACKT様に負けない取組を楽しんで行きます。
そば好きの方、そして食糧自給率のじり貧を嘆く方、健康食品嗜好の方・・・等々、機会がありましたら・・・かって日本中のそばの味を革命的に変えた「江戸そば流」のそばとは、ひと味もふた味も変えている「真そば」の味を是非試してやって下さい。
真そば流完成(=年齢的に限界を感じたところで役割終了)を悟った時に、試食して下さったお客様の声で、真そばの味が後世に必要と感じた時は、その生き方(事業承継)に転嫁したい(現時点では方法未定)と考えています。
「たかがソバ」・「されどそば」の域で、「日本を健康に(耕作放棄地の再活用化と食糧自給率の70%への上昇)、今再び・そばの味革命!」、平均健康寿命を超えた身ではありますが余命を燃やして生きます。

75歳を目前のそばDa迷人・お正月に思うこと・・・でした。
そばDa迷人(そばだめいと)

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。