先に２つＵＰした「メチャ・メチャ美味しい」に続いての出来事です。
一昨日と本日（10／20）も嬉しい励ましです。

先ずは、一昨日の出来事です。
いつもお出かけ下さるお客様が・・・「神戸からの友人を紹介したいので、手が空いたら是非来て下さい」と。
そして「そばが大好きで、ここの話をしたら、連れてってとのことで今日来た」と。
その方は、兵庫県の西宮市から一人で車で来て下さったとのことでした。
「退職して毎日の様に、美味しいと聞く全国のそば屋を１４０軒くらい行きました。訪問記録とランキングもしていたが、残念ながらそのデーターを無くしてしまい、今はそば屋巡りを止めているが、今日は来て良かった。ここは間違いなく、ベスト５。否トップです」と。
真そばの味を感じていただけた・・・と喜びました。
そして、案内して下さった方が、Facebookの話をしてくださると、その方は、その場で友達リクエストをしてくださいました。
そして、その日のうちにFacebookにUPしてくださいました。

嬉しい・有り難い・・・Facebookで新しい友達のUPです。

嬉しい・とっても良い日でした。

余韻が冷めないその翌々日です。
チャーボーの手が止まり、「客室に行ってくる。一寸待っててね」と。
あってはいけない出来事・先に持って行ったつゆの中に髪の毛らしき物が入っていたようです。
客室で平謝りをしたチャーボーが戻り、再びつゆを運んで「じゃぁ盛りそば、お願い」と。
暫くして、パートさんが、このお客様が席を立たれた（お帰り）とチャーボーに伝えてくれました。
再びチャーボーは「一寸待ってて」と玄関へ。
そのお客様が「こんなに美味しいそば食べたことがない。初めて食べた。又来させて下さい」と言われたと喜び、許して貰えたかも？と安心していました。

１０月に入って「滅茶苦茶美味しい」・「メチャ・メチャ美味しい」と続き、その後も「来て良かった。間違いなくベスト５。否トップです」・「こんなに美味しいそば食べたことがない。初めて食べた」と続いています。
嬉しい・有り難いことです。

理由の再確認です。
最初は、坂祝産蕎麦の最高に充実した実を使った事にあったのかな?と思いました。
これが、いつもの良い実に戻っても「メチャ・メチャ美味しい」と言っていただいたことから・・・上手なそば打ちより美味しいそば打ちの真そば流・技法開発で、一番難しい均等幅切り(包丁)の腕が少し上がった事に依るのかなぁ～？と喜んでいました。
続いて・・・連日の「べすと５，否トップ」・「初めて食べた」に・・・やっぱり・・・少し腕が上がったのかな？と喜びましたが・・・実は・実は、来年を見据えて、今週から玄蕎麦の混合割合を変えていました。
坂祝産蕎麦の使用割合が増えています。
混合割合を増やしたのは、今満開が終わろうかというソバ畑ですが、雨風による被害が少なく、今年は・・・捕らぬ狸の・な・ん・と・やらかも知れませんが、予測では、暫く無い豊作期待を抱いており、そうなったらやりたい事！を試していたのです。
坂祝産蕎麦の使用量を増やして、更に味が良くなったとの評価は、腕前が上がった？と思う事より、遙かに嬉しいことです。
そば屋を始める２年前だから２４回目（ソバ栽培を開始して２４年）になりますが、多くの方から「温暖肥沃なここでは美味しソバは出来無いかも知れないよ」と言われて・・・栽培にも、通常の教書とは真逆な栽培方法を幾つも取り入れています。
坂祝産を増やしたら更に美味しくなった！は、これが功を奏した・・・と感じる応援歌です。
いつかこのタブーと言われた真逆な改善の栽培編にも触れたいと思いますが、これが行えるのは農家の視点では無く、食べ物は美味しいが欠かせない条件との考え方、つまりそば屋のオヤジの立場で考えたものです。
残念ながら収量が減るという弱点もあり、今のままでは、これで生計を立てる農家の方には普及出来そうもありません。
加齢を続けるボクには、ここを改善する時間が残されていそうもありませんが、タブーと言われた事を改善点にすることで、美味しい蕎麦の実を得ることが出来る～！だけは、機会を捉えて声を大きくして行きたいと思っています。
食べ物は、健康に良いことに加えて美味しく無くては条件を備えていないと考えます。
そばは、精米や製粉時に胚芽部分を一緒に排除してしまう米や小麦と違って胚芽を１００％摂取出来る穀物です。
食生活が改善し始めた江戸時代の江戸では、白米が定着し始め、江戸患い（脚気）が蔓延しました。
これを治したのはそば食で、江戸では、そばが１日１食を占めていた時がありました。
更に貿易国家となった日本は、食糧自給率が３０％台となっています。
これは、万が一の事態が起きたら（一番は戦争）、一億２千万人が・・・戦死で無くとも、１日２食で我慢しても三分の一が餓死してしまうのです。
そばDa迷人は、耕作放棄地対策と食糧自給率改善の最適で最高の穀物であるソバで、いかなる地でも栽培可能なソバ栽培を再興（放棄地解消対策）し「日本を健康に、今再び・そばの味革命！」の夢を描いて行きます。
そばDa迷人のそば打ちの腕が上がって、そばの里深萱ふ～どのお客様が増える事は嬉しい事に違いありませんが、７５歳に近づく今、この歳は健康寿命の終盤中の終盤と予測して来たので、集大成期間を意識して夢を育んで行きます。

我流極めれば新流！。
我流も極めなければ只の我流。
心して顔晴りま～す。
是非、時間を作って、今は、そばDa迷人だけが実践する・真そば流そばの味を試していただけたら幸せです。

そばDa迷人（そばだめいと）