今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

感動の励まし・最高のエネルギー

嬉しい励まし・「噂には聞いていたけど、これほど美味いとは・・・」

嬉しい・有り難い出来事を一つ、生意気ですが自慢させてください。
お客様から、「噂には聞いていたけど、これほど美味いとは思わなんだ。」と。
日本を健康に、今再び・そばの味革命!を夢に見る真そば流」の味、他店との違いを感じていただけた?・・・と喜んでいます。

真そば流・工夫の一つ・厨房温度が30℃となったら、器を冷します。

まず最初に・・・そばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人は、趣味でそば打ちを始めたときは日本中のそばの味を革命的に美味しく変えた江戸そば流技法を研き続けていました。
お金儲けでは無く、一人でも多くのそば好きを作りたいと自分好みの味を追求し続けていると、この江戸そば流の味に満足できなくなり、この教えでタブーと言われた内容(真逆を改善策として)を加えました。

真逆な改善の一つ・良い粉はパラリ!と手を開いただけで元通り

これが・・・自分の求める味になってゆくと調子に乗り、幾つも幾つも・・・遂に、これだけ真逆を加えたら、こりゃあ江戸そば流じゃないなぁ~・新流だ?と思うようになり、真に蕎麦の持ち味を引き出す方法だ!と感じ、「真そば流」の名を思いつきました。
勿論、味覚は10人居れば10人が同じでは無いものと承知をしています。
趣味でそばを打っていた頃から、ボクを師匠と言っていた友人は、手打ちそばでは、これもタブーのはずなのに、あの茹で足りないゴリゴリそばが好みで「これが美味しい」とはばかりません。
勿論、そば打ちの腕が上がってくると、こんなそばは打たなくなりますが、彼はこのそばが好きなので、そば打ちの腕前も、その段階でストップです。

「真そば流」の奥義を小冊子に・店内販売です。

さて・さて、新型コレラが・・・再びと言うか?第7波!・?と言われ、感染者が初の11万人台となった7月半ばの日曜日の出来事です。
この日は息子の奥さんが厨房を手伝ってくれるので、チャーボーも客室に回りました。
初めてと言う方を連れてきてくださった家族連れのお客様です。
「連れて来て良かった~。めっちゃくちゃ喜んでくれたよ。『噂には聞いていたけど、これほど美味いとは思わなんだ。今までのそばはなんだたんだ?と言う感じだね』とそば好きの婿が感動していました。殆ど食べない孫も、美味しいと言って食べたけど、あの蕎麦の実入りおからを貰え無かったら帰らない!と言って困っています。連れてきて大満足です」と。

絵・漆継ぎ・ステンドグラスに・蕎麦菓子・・・
愛する妻・女将のチャーボー・大活躍です。

何度も重ねますが、真そば流は、かって、その技法が公開されたことによって日本中のそばの味が革命的に美味しく変わった・江戸そば流を基本に、真逆の改良を幾つも加えています。
それは、そばの味をもっともっと自分好みの味にして行くためのソバの栽培から、石臼製粉、そして手打ちに茹で・盛り方まで、江戸そば流ではタブーであり、師匠があったら「馬鹿者!」と破門騒動になるだろうなぁ~と容易に想像できる技の導入による味の実現なんです。
かと言って・・・食べ物、特にそばの味は、一つや二つの改良を変えても、逆に一つや二つの手を抜いても、それが例え真逆の改善であっても大きな変化はありません。
他店の手打ちそば専門店・特に自家製粉をする店との違いを感じるようになるには、幾つも幾つもの改善を加えないと、違いを感じることは出来ません。
そばは手打ちなら美味しいと考えたりすれば、江戸そば流の上達段階で止まり、自分のそばが最高と自己満足に浸ってしまいます。
そばDa迷人は、これに飽き足らず、20年にわたり誰も試さない様な改善を重ねて来ましたが、そろそろ完成の境地にいます。


真そばは、かっての「更科そば」誕生時代の玄蕎麦の挽きぐるみが基本。
今流(蕎麦粉にゴミを混入させないため)に、厳寒期に機械で徹底的に磨きます。

嬉しい・有り難い激励に励まされ、真そば流完成の境地と書きましたが、技術向上等の自己満足に止まらなかったそばDa迷人です・ここが完成の目標ではありません。
生涯趣味でと始めたはずの無名者のそばの味を美味しい!と声にしていただけることは、確かに嬉しいものですが、初志に向けての励ましと気持ちを新たにしています。
月日が流れて73歳と2か月を迎えて、有り難いことに健康で平均健康寿命を越えました。
未だ未だ気持ちは元気ですが、強靱な体力は・・・やっぱり薄れてきました。
人生100年時代と言われ始めていますが、残された期間が迫っていることをヒシヒシと感じています。
元々一代限りと定めて始めたそば屋なので焦りはありませんが、「真そば流で日本を健康に、今再び・そばの味革命!」は、江戸そばの時の様に、食べ物だから美味しくなくては始まりません。
この真そば流の開発も、独りよがりでは無く、お金を払ってくださるお客様の励ましを頂いて、もっともっと・・・と改善を重ね、今・完成間近を感じ始めました。



真そば流のそばの味革命は、栽培段階の改革から!

今のところ、岐阜・坂祝の畑の真ん中の店でしか味わえないそばの味です。
是非一人でも多くの方に、真そばの味を確かめて欲しいと思っています。
出来れば・・・そば打ち仲間・特に自分好みの味を追及する若手のそば屋さん(後継者を含む)に試していただき、今回の様に感じて貰えたら最高と考え始めています。
そんな方達と、このご時世なので、先ずはSNS等を使って交流出来無いものか?と願っています。
取りあえずの真そば流完成の後も、未だ未だ・更に自分好みの味を求め続けます。
蕎麦は、世界遺産となった和食を代表する健康機能食品で、日本の食糧自給率が30%を切ろうとする時に有って最も適する栽培作物です。
日本を元気に出来る有望穀物ソバ・蕎麦・そばの振興を是非、多くの方と取組んで行きたいと願っています。
(名も無いそば屋のオヤジの生意気な自慢話をお許しください)

そばDa迷人

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。