新型コロナウイルス禍、特に飲食店には厳しいときですが、嬉しい事が・・・続きます。
孫のシャッターチャンス・ボクより上手!
感染防止の緊急事態宣言中は、最繁忙期のゴールデンウィークを含めて2ヶ月間の臨時休業をしました。
やや落ち着いた6月から営業再開しました。
2週間位は、ヒョッとしたら、怖々ながらも待っていて下さった方もあり忙しいかも?なんて思っていました。
ところが・・・6月、7月、8月とも、何と・な・ん・と!3ヶ月とも売上増!(前年比)なんです。
理由は・・・。
新型コロナウイルス感染防止対策かなぁ・・・と考えています。
実は・・・古希を過ぎた新型コロナ感染で重症化し易い高齢者のボク等は、飲食店経営なのに、徹底的に3蜜を避けています。
つまり、3月31日のチャーボーの誕生日以降・・・外食無し!。
美味しい物や定休日を利用したノンビリゆったりの旅行・・・出来ない我慢に、少し中毒気味の症状がありますが、やっぱり・今は・未だ出来ません。
これを夫婦二人で、形に表しました。
緊急事態宣言が延長になった5月、本腰を入れて取り組みました。
それまで、15席有った客席数を9席に減らしました。
終息後復活させる事の無い・不退転の決意で、それまでのテーブルを真っ二つに切ってベンチ椅子に加工です。
相席も無し。
ソーシャルディスタンスなので迷いませんでしたが、客席減少策ですから、客数減は覚悟していました。
この対策にと考えた、混雑時の玄関待ち対策として、消毒等・席の準備が出来たら電話で案内する駐車場にて車内待機案は、有り難い事に好評でした。
今までのテーブルが・・・真っ二つに裁断・・・何になる?
裁断した机が・・・ベンチ椅子に変身!(これで2席減りました)
再開してある日の事でした。
お客様から「素晴らしい新型コロナ対策。安心して来れる」と。
暑い・暑い夏でしたが、7月は、殆どエアコンを使いませんでした。
8月に入って、更に今年は異例の暑さ・35℃越の酷暑日の連続でしたが、客室に9カ所有る窓とドアを閉め切りません。
エアコンと扇風機を増設し、窓とドアを少し開けて、常時室内換気です。
この9カ所の窓とドア、東京のMCS設計・千種さんが、田舎の良さを取り込む店舗設計として描いて下さいました。
20年前の設計ですから、新型コロナを予測したものではありませんが、以前から「気持ち良い風~」と喜ばれていました。
最近の飲食店は・・・デザイン性を優先させ・エアコンを効かせた「はめ殺し窓」が主流。
残念ですが、このはめ殺し窓の客室、今のボク等が、外食を控えている大きな理由です。
ここに来て、改めて千種さんに感謝・感謝です。
他にも・・・プラズマオゾン発生空気清浄機や次世代型食品添加物殺菌製剤・JiaMaxの設置に、入店時のアルコール消毒に加えた検温のお願い、岐阜県の実施する「飲食店新型コロナウイルス感染防止対策」に参加し、宣誓内容の客室での周知と協力のお願いです。
謀ったり、恐れたりしたら・・・出来ない対策ばかりでしたが、こうした事を実施している事に「素晴らしい」・「安心できる」等々の評価をいただき、予期しない、昨年対比の売上増という数字として実感できた幸せを感じています。
元々、売上増を狙った対策ではありません。
宣伝嫌いのそばDa迷人ですが、坂祝町がチラシの作成と折込料を助成してくれる事となりました。
新型コロナウイルス感染防止対策、少なくとも収束期までは、更に心して・意識して取り組む宣言として、この町の制度を利用します。
「坂祝自慢のそば屋」と言っていただけるよう、嬉しい出来事をエネルギーに顔晴りま~す。