「ラーメン依存症」・・・「アルコール依存症」は知っていたけど、こんなんあったんか・・・？。
だとすると、毎日そばを食べてるボク等は・・・さしずめ「日本そば依存症」？。
スマホの通知で届いた記事に目を通しました。
（女性セブン２０２１年９月２日号に掲載された記事のようです）
読んで安心・安心、アルコールの様にラーメンの麺自体に依存症の原因があるのではなく、「人の味覚は、この刺激の強い旨みに慣れてしまうと、天然のかつおぶしや煮干しで取っただしでは満足できなくなり、人工的に作られたエキスの味を“もっと食べたい”と求めるようになります」とありました。
ラーメンは元々、麺自体の味を楽しむものではなく、汁を楽しむ麺なので、納得・納得・・・こう言うラーメン食は大いに問題あり！と、読んで同感です。
蕎麦を毎日一食、蕎麦粉の量で、一日に１００ｇを摂取すると毛細血管が強くなり、健康に良い最高の食材と言われています。
又、盛りそばを食べる時のそばつゆは、そばの味を引き上げるために考えられたシンプルな物で、醤油と鰹だけ（他店では「椎茸」や「昆布」を使うのが一般的）で仕上げてあり、ラーメン依存症の原因である「人工的に作られたエキスの味」は全くありません。
そば屋で食べるそばは、正に健康増進の食べ物（スーパー等で販売の「そば」は、蕎麦粉使用が少ない場合場多い）であると言えます。
さて・・・。
そばDa迷人、実は、この記事にあるような「食べ物依存症」にかかっていました。
菓子（ミレーフライ）依存症だったのです。
そばDa迷人の１日は、６時に起床して、６時２５分～３５分までNHKのテレビ体操をして、出勤（始まり）です。
店で、軽い朝食（蕎麦粉１００％パンにハムと野菜をサンドしてジュースに牛乳等）を取り、そば打ちの開始です。
チャーボーが焼いてくれます・蕎麦全粒粉１００％の蕎麦パン
蕎麦粉１００％でパンが焼けるのです（そばの実カフェSORA・小池ともこさん）
１１時３０分から営業となり、閉店時間の１４時まで、休むことなく時間が流れてゆきます。
そんな訳で、１１時３０分の営業開始時間に、毎日、リンゴを洗って丸かじりをしています。
１４時の営業終了後、皆で、やや遅い昼食（そば）となります。
この時間まで、リンゴ１つで・・・とってもお腹が持ちません。
そんな訳で、定休日の仕入れに出掛けた際に、ついついお菓子を買っていました。
これを、チョットでも手が空くと、頬張っていたのです。
そば屋を始めた５２歳の時の体重は６５ｋｇでした。
ず～っとその体重をキープしていたのですが、このお菓子食べが始まった頃から、少しずつ増え始め、遂に・・・７２ｋｇを超えるようになってきました。
それもその筈、チャーボーから「お菓子なんて身体に良くないから、１日に５枚ね」と言われていましたが、止められない！・止まらない！・・・（まるで・・・中毒症状ですね）。
遂に、１日１袋での終わらなくなって来ていたのです。
１日に１袋で終わらないから、数袋買って来ます。
数袋有るから・・・ついつい次の袋を開封しています。
特に、暇な日はこの傾向にありました。
ここで・・・勝手に人生の師と仰ぐ、信州大学の名誉教授だった故玉井袈裟男先生の言葉を再度思い出しました。
先生は「アルコールは幻覚症状が出るから自分で治す、つまり止めることが出来ないけど、タバコはニコチンがあるけど幻覚症状は出ないので、意思だけで止めることは出来ます・・・」と。
もう随分（４０年ほど）前のことになりますが、先生のこの言葉を聞いて、最大で１日３箱（６０本）以上吸っていたタバコを止めた自分を「オレは意志が強かったんだ・・・」と褒めていたことを思い出しました。
「菓子止めたらええ」とチャーボーは簡単にアドバイスしてくれますが、腹減る・・・もたんがな！と不機嫌になりますが、流石に７２ｋｇの壁を切ったときには、「こりゃぁ決意しにゃあかんな！」と思い始めました。
営業開始時間の直前に、毎日、チャーボーが本日の出来上がり状態の確認のために、そばを食べてくれています。
そのチャーボーが「私と一緒にそばを食べよ。私よりマーチンが試食する方が一番エエよ」と言い、パートさん等に、「私たちだけ、試食で、開店前にそばを食べるけどゴメンね」と。
さぁ菓子を止める決意です。
チャーボーは、しばらくの間、バナナを買ってきて、ボクの様子を見ながら、「お腹空いた？」と出してくれていました（余談ですが、お腹は慣れてきます。今では、バナナを食べなくとも空腹感が減ってきています）。
日に日に・・・は少し大袈裟さですが、順調に体重が減少（特に内臓脂肪が）し、今朝の体組計では６６.６ｋｇ（ついでに？体内年齢５７歳）を示してくれました。
何と・何と、菓子を止めただけで、他の食事等（酒も）は、何も変えなくとも６ｋｇの減量に成功です。
学生時代（大人になっても暫くは）は６５ｋｇ台が続いていました。
今、食事内容を何も変えずに、この６５ｋｇとなれることを目標としています。
ボクの性格は、禅宗のお坊さんの教えに近いのか、「出していただいた物は、有り難く全て頂く（実は・告白ですが「不味いそば」だけは、残してしまいます・否、残してしまいました）」事にしています。
チャーボーは、超優しいので、特に夕食を「マーチン、これで足りるかなぁ？」と一杯作ってくれます。
これが・めちゃ美味しいので、ついつい食べ尽くしてしまうのです。
チャーボーは「あれ・食べちゃったの。全部？。残せば良いのに」と。
今夜は、野菜とチーズinの肉巻き（豚肉）を宣言してくれています。
これが・・・又・めちゃ甘なのです、今からよだれものです。
（最高の幸せです）
商工会の職員として、バリバリと仕事をしていた頃（町おこし関係の仕事で「飲ミニュケーション」と粋がり連日深夜まで）、満腹中枢が麻痺していて？、８０ｋｇ迄行ってしまい、小学生だった息子に「デブ・デブ１００貫デブ」と言われていた時（当時の写真がその時：旅先で息子がシャッター）を思いだしています。
４０歳の時の百貫デブ。
これで７７ｋｇ、最重では、もう３ｋｇ肥え８０ｋｇでした。
減量を始めて半年、４１歳の時
１３ｋｇ減の６７ｋｇです（見違えるようになりました）
それにしても・・・年を重ねました。
第一顔が変わりました、ケがありません。
今朝（２０２１.０８.２３・６６.６ｋｇ）の自撮り。
あれから３０年・「全くのオ・ジ・ン・・・だ～（残念）」
しかし、蕎麦の滋養のお陰で、この歳にしては健康！と感じています。
が、シャッターを押して自分の顔を見ると、完璧なオジイサンですね。
（ありゃ～チャーボーに「自覚が足りない！」と言われています）
今日は、お菓子依存症を克服した自分を褒めています。
但し、チャーボーとは時々、美味しいスイーツを食べ美行きたいので、早く・・・この新型コロナが終息することを願ってやみません。
そばも糖質食物では有りますが、我々は、毎日食べても肥えないことを実証しています。
それどころか、蕎麦の滋養（ルチン等）のお陰で体内年齢が我々の子供世代に近いと表示されています。
健康にはそば！、依存症解消は意思！と伝えたく、キーボードを叩きました。