今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

顔晴りま〜す・幸せづくり

令和6年・冬休み・蕎麦喰い旅行記(その8・最終日)

この日も恒例となっているNHKテレビの「テレビ体操(6:25)」で目覚めました。
テレビ体操を始めたのは、数年前(もう10年になるかなぁ?)に、腰を痛めて通院していた時に、1回り以上年上なのにいつも元気な主治医から勧めて貰いました。
勿論、腰の為に良いのですが、毎朝決まった時間に目を覚ます事で・生活にリズムが出来、これが最高!と体得しました。
40代・うぅ~卒サラを決めた50代位までかな?、布団の誘惑に負けて、特に休日などは寝続けていても、「寝だめ・寝だめ。今日はお休み・休養の日」なんて満足すら感じており、ぐうたらが身体の衰退につながるなんて思った事もありませんでした。
ソバの自家栽培(ソバ作り)・石臼製粉(蕎麦作り)・手打ち(そば作り)を行う74歳になったそば屋のオヤジ、これはかなりハードだなぁ~?・体力が落ちて来た~!と感じ始めています。

体力以外にもう一つ、たった今(最終日の朝)、財布を金庫(セーフティーボックス)に入れたままチェックアウトでフロントに行き、そこで、部屋に財布を忘れた事に気づき、戻るありさまです。
しかも、このセーフティーボックス事件(?)、これが初めての事ではありません。
以前、70歳頃だったかなぁ?、なんで!と考えた出来事がありました。
財布と車のキー(チャーボーは財布のみ)をセーフティーボックスに入れていました。
その後、車で外出して・・・買物の店で、二人とも財布が無い事に気づきました。
と言うより、最初は、財布が無い事を驚きました。
財布はセーフティーボックスの中だと思い出すと、キーも一緒に入れていたボクは、何でエンジンがかかった?と考えたのです。
チャーボーの車のキーが、鞄に入っていて(セーフティーボックスに入れないで)、持ち出していたからです(スマートキー)。
買物をしようとした店で、お金も免許証も持たずに来ている事に気づき、二度と起こしてはいけない加齢な変化事!と自覚したのですが・・・。
今回も、旅行の最終日に、セーフティーボックスに財布と車のキーを残したままチェックアウトに来ていたのです。
以前の体験を生かしていますから、チェックアウトを済ませても、キーが2つ共無いので車は動きませんが、身体だけでなく頭の老化も進んでいます。
規則正しい生活や意識して身体を使っていなかったら・・・もっと早くに筋力も頭の回転も・・・老化の一途だろうなぁと振り返っています。
平均健康寿命を超えました。
少しでも長く健康で心身を若く保つ策はやる気から!・心がけて行かねば!と感じた旅行の最終日です。

さ~て、本日・最終日の予定です。
先ずは、京都の伏見区の「手打ち蕎麦・鮨 いまふく」さんを目指します。
有り難いですね・・・今回の旅行・大雨や雪も無く、概ね計画通りに進んできました。
いまふくさんにも・・・概ね連絡の時間に到着です。
その後は、岐阜県に・・・。
帰宅の前に、岐阜市で若くして素晴らしい人生・オンリーワンの生き方を実践するお客様宅に寄せて貰います。
さぁ・・・出発です。

いまふくさんに到着です。


いまふくさんに到着です。
看板も無く・・・期待は高まります。

前回との大きな変化は・・・定休日が1日増えた事かなぁ。
以前は、月曜日が定休日で、ボク等の定休日の火曜日にお邪魔していました。
今回は・・・水曜日、定休日ではありません。
が・・・この先は、定休日が同じとなるので、ボク等は、来年の冬休みまで来れそうにありません。
飲食店の週休2日制、特に夫婦2人が主体の店で自家製粉まで行う手打ちそば屋では・・・
週休2日でも休日が足りない!と容易に理解できます。
ボクがそば屋を始めたのは52歳の時で、その時から週休2日でやってきました。
いまふくさん(ご主人)は、ボクより未だ若い(1回り下)ですが、これだけの料理の準備に拘りの自家製粉等々、週休2日制でも完全休養の時は無いでしょう。
が・・・、美味しい料理とそばが食べたい!と客の立場になってしまうと、あぁ・あ・あ・・・少なくとも1年先まで来れないなぁ~と感じてしまうから不思議ですよね。

さてさて頂くのは・・・、自分では出来無い料理に、期待感が膨らみます。
先ず、初めてお邪魔した時の事、書きますね。
その少し前に、JTBさんを経由して、祇園の京料理のお宿で、料理を楽しみに5万円程(宿泊費込みの1人分)奮発して出掛けていましたが・・・満足でき無かった事を愚痴りました。
チャーボーが「一度京料理を頂きたい」と。

こんな話をして・・・いまふくさんを予約すると、チャーボーは「あの宿の料理より、いまふくさんの料理の方が美味しいし、これがイメージしていた京料理。あの茶碗蒸は絶品。・・・」と。
そば包丁しか握れない・そばDa迷人、いまふくさんを訪れると、自分がそば屋のオヤジで有る事を忘れて、すっかり食べる側に回っています。
3回とも、お昼のおまかせコースでしたが、今度は・・・夜のおまかせコースが頂きたいなぁ~。
これならば、和食の魅力を完全に満たしたおもてなしで出てくるのだろうなぁ~と想像を膨らませていました。
そばDa迷人、食べ物の写真は基本撮りません。
それは、手打ちそばは茹でたてが一番美味しいと考えるからで、どんな物でも出して貰った時が一番美味しい状態である!と考えているからです。
そんな思いを満足させてくれるのは・・・夜のおまかせコース?と思ったわけです。
今回の、食べ終わった時の感想は、次は無理な希望(昼に夜のおまかせコース)を言って、更に満足な蕎麦料理を頂きたい!でした。

いまふくさん、予約なしでも受けて下さいますが、なんせ2テーブル(最大4人が2つ)とカウンターが2席、満席で10名のそば屋さん(賄いはご夫婦のみ)です。
遠方からだとしたら、予約が確実です。
ボクのお薦めは・・・先ずは、今回(否3回とも)頂いた「お昼のおまかせコース」です。
丁寧に、welcomeの意思表示として、「長谷川様」と記した「本日料理のお品書き」がありました。
持ち帰り・・・スキャニングです。
料理の写真を撮っていないので・・・どうぞ、イメージを膨らませてください。


やっぱり写真の方が伝わるなぁ・・・

いまふくさんへの予約は・・・電話のみで時間も指定されています。
是非、ホームページを参考に連絡を取ってみて下さい。
そば湯、そばを茹でる釜の茹で水を汲んだものではありません(ボクも同じですが)。
そば湯も料理の一つとして提供されており、前回とは味が違っていました。
世界遺産となった和食、これに、その和食を代表する健康機能食品の蕎麦を、素晴らしい創意工夫を凝らして提供して下さるそば屋さんです。
ボク等には来年しか叶いませんが日本そば界の発展を期して、「変わる事無く・変わり続ける」・日々進化するそば屋さんの1軒です。
益々の活躍が楽しみにです。

お腹も心も大満足で・・・最後の予定地(帰宅の岐阜)に向かいます。
今回の旅は、雨も殆ど無く、雪も、かって有人の気象観測地(今は無人)で、年間降雪量(累計)日本一だった米原の沿道付近に見られただけでした。
高速道路での渋滞も、その情報はありましたが殆ど無かったと言っても過言無い順調でした。

さぁ、到着です。
ボクより生まれ年は1年後ですが、30余年前・40歳の頃に、オンリーワン人生に足を踏み入れた卒サラの先輩・洞口さんです。
前職の商工会勤務時に出会いを頂いていました。
大自然に親しんで生きる道(仕事)を作っておられるアウトドアアドアドバイザー(こんな職種あるかなぁ?・ボクの勝手な思いで表現しています)さんです。
山岳トレッキング・ラフティング体験やモバイルキャンピング・・・体力に自信のある強者にしか出来無いような事を分かり易く広めて行く仕事。
商工会を退職して・・・縁が無くなっていましたが、有り難い事にそば屋のお客様でした。
今回の旅行で、前出(蕎麦喰い旅行記・その1)の西宮・きらく寿司さんを紹介して下さった松本さん(きらく寿司にも同行)も洞口さんの友人です。
有り難い縁が広まって、この旅行も充実しました。
74歳となって体力の減退を感じて始めているそばDa迷人ですが、今回の旅行で、オンリーワン人生を更に充実させたい!との思い・そのエネルギーをいただきました。

訪ねた洞口さんの自宅兼事務所、これが又凄い!、色んなアイデアが詰まっていました。
栗の木の大きな一枚板の贅沢テーブルが有るかと思えば、他にも仕掛けが一杯。
話を聞いていたチャーボーが「もう少し前に知り合いたかった。いいか、もう1軒作れば・・・」と。


南側のひさし
冬は暖かく・夏は涼しく・・・

更に、家の前には川が有り、ここの草刈りをして「借景です」と。
言う事は簡単ですが・・・草刈りは大変です。
庭には色んな植物が有り、この手入れだけでも大変なのに・・・。
自宅の駐車場をセメント舗装にしてしまったそばDa迷人ですが、この元気に触れたら未だ未だ顔晴れそうです(この広さは無理)。
出来るところまで、出来る形で・・・。


一見住宅街ですが、門をくぐると・・・。

お庭の前は河原、ぜ~部・洞口さんが整備中。

旅の一番の目的であった・オンリーワン人生を営む人源(人源資源)に会って、この先のエネルギー吸収、最後の予定の洞口さんまで大満足・確実に収穫の有った旅となりました。
さぁ・いつまで出来るか分かりませんが、ボクの人生の最大目標は、愛する妻・チャーボーを幸せにすること。
そば屋のオヤジとしての目標は、一人でも多くのそば好きを作る事。
これからの体力維持は、朝起きてやる事の有る毎日だから、ここ(坂祝町深萱のそばの里)で「真そば流で、日本を元気に、今再び・そば味革命!」、みんな・み・ん・な・・・何処まで出来るか分かりませんが、いつ終わっても悔い無きよう、顔晴りま~す。

2024年・元旦は、能登地震で明けましたが・・・世界中に平和が訪れ、良い年になります事を願って・・・。

そばDa迷人(そばだめいと)

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。