今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

顔晴りま〜す・幸せづくり

やっぱり嬉しい誕生日だから・・・

本日(3/31)日は・・・愛する妻・チャーボーの誕生日なんです。
(年を重ねて・・・も・女性なんで、年齢は伏せますね。内緒の話ですが、ギリギリ同級生です)
この歳になってくると、嬉しいはずの誕生日、楽しさばかりではなく何やらヒシヒシと感じるものが有ります。
それは・・・やっぱり・あと何回?二人が元気で迎えることが出来るのだろう・・・?と考えてしまうことです。

もう20年以上、結婚記念日とチャーボーの誕生日に届く・・・
オーストラリアの娘(家族)からのお祝いの花。

ボク等二人の両親の内、最後まで残ってくれた母を、2年前に亡くしました。
今年早々に3回忌のはずでしたが・・・このコロナ禍、我々が参っただけで済ませました。
世界中が、残念でならない時期となっているので諦めています。
(コロナ禍・閑話休題)

コロナ対策?・3時半頃チェックインし、最終の11時にチェックアウトです。
チャーボーは、塗り絵・・・。

母の前に見送ったのは、チャーボーの父・99歳でした。
生前、義父の様子を覗いに行くと・・・90歳を迎えた頃から「生きてるだけでエライぞ(怠い・しんどいの意味)」と言っていました。
が、見た目は元気で、亡くなる2週間前(入院の前日)まで、日課のゲートボールに喜んで出掛けていました。
そのゲートボールも控えるほど猛烈に暑かった日の夜、義兄から「オヤジがおかしい。オシメを買って来てくれないか」と電話がありました。
着くと、40℃の高熱で、そのまま救急車で入院させました。
加齢で、体温調整が出来ないためでしょう、熱中症でした。
1週間もすると・・・昏睡状態に。
主治医の先生から「人工透析しか方法はありませんが・・・」と。
義兄とチャーボーが話し合い、「100歳を迎えさせたいが、苦しめたくない。老衰と理解しよう」と。
義父の思いやりか?・全く苦しむ様子を見る事無く息を引き取りました。
4人の中の最後に逝った母も、90歳の時に、主治医の先生から「人工透析をやらないともたない・・・」と。
少し認知症が出ていたので・・・つい「先生、あの症状も治るんでしょうか」と期待してしまいました。
「認知は透析では治りませんが、透析をしないと命はもちません」と。
弟夫婦と相談しました。
透析の負担で、母が苦しまないならやって欲しいとお願いしました。
介護の状態、認知の程度・・・期待以上ではありませんが、入院前と全く変わらない快復を見せてくれました。
案じた透析も、「大きい注射に行ってくる」と。
それから4年少々・・・施設から「朝食の時、チョット様子がおかしかったので病院に連れて行きました。入院になるかも知れませんので、病院に・・・」と電話が。
営業日だったので、弟に頼みました。
コロナ禍ではありませんでしたが、インフルエンザ予防で、弟も面会叶わず、先生の話を聞いて、営業終了後の店に来てくれました。
虫の知らせでしょうか、万一のことを踏まえた内容まで、話し合いました。
何事もなかったので、いつものように晩酌をして床につこうとしたとき・・・真夜中の電話です。
弟にも電話し、病院(病室)に駆けつけました。
看護師さんから聞いた母の最後の言葉・・・布団の乱れを直したときの「ありがとう」だったと。
コロナ禍の前に、これからは、こんな形・身内の最後の言葉を聞くことも無く別れが来るのか・・・と感じていました。

故和田芳治さん(広島県総領)の「私の恋文」を偲ぶ会の方達がまとめた本に、
和田さんの様に、色付けをしていました。

さてさて・・・我々は4人の父母を見送りました。
時代は・・・確実に我々自身が別れを告げる時代となりました。
覚悟は何も出来ていませんが、義父が90歳で言った「生きてるだけでエライぞ」を感じ始める歳になったかなぁ~と思い始めています。
ボクの父系は循環器系の病があるようだし、もしそば屋のオヤジになっていなかったら・・・既に命が無かったかも?と振り返ることがあります。
残りの人生を・取りあえず(不遜?)、80歳までと定めて、新型コロナウイルスも正しく恐れて・・・有意義に楽しむこととします。

そんな訳で・・・愛する妻の今回の誕生日は、チャーボーの大好きな伊勢エビ尽くしの料理を頂きに・・・近くの定休日を利用して、鳥羽市に行ってきました。
誕生祝いの旅行(コロナ自粛で1年ぶりの旅行)は、JTBさんのお薦めで決めましたが、流石流石・・・36室が、このコロナ禍にあっても満室とか。
しかし、満室を感じさせないゆったりした空間(ロビーも風呂も)が、このコロナ禍の対策の良さ感じさせて貰いました。
ボク等と同じように、必死の対策を行って営業しているところがあった・・・と感じました。

この食感は・・・好きではないのですが、伊勢に来るとやっぱりこれ「いせうどん」
外宮前の窓開放レストランにて昼食


そして・・・この日が今の愛車(クラウンアスリート)とお別れです。
高齢者なので、自動ブレーキ・サポカーに買い換えです。
いつかはクラウン、約8年、満足させて貰いました。

ラストランが終わりました。
これで・・・クラウンアスリートとお別れです

愛する妻と二人で・・・兎に角、顔晴りま~す。

そばDa迷人拝

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。