今ふたたび、そばの味革命コラム

Column

顔晴りま〜す・幸せづくり

75歳・ここまで生きて来まし・感謝です。

こまで来ました・・・今日と言う日・5月20日をそんな気持ちで迎えました。
そばDa迷人の75歳の記念すべき?(後期高齢者として保険証が変わる)日なんです。

団塊の世代生まれで、男親の育児は背中を見せること・・・と家庭を顧みずバリバリと仕事をしていたそばDa迷人は、完全週休2日制が定着し始めた40歳の頃に趣味のそば打ちを始めると共に「昔人生50年。今人生75年。25年学び、25年働き、残りの25年・人生を楽しむ!」と考える様になっていました。
50歳で卒サラし、坂祝町の畑の真ん中で、先ずソバ栽培を開始し、その2年後に、そば屋のオヤジとなりました。
40歳までそばが大っ嫌いだった男がそば屋のオヤジになるので、そば好きを一人でも多く作る事と定めて20年出来たら良いなぁ~と言う夢を描きました。
70歳を迎えて、その期間を満たしました。
この頃では「100年人生の始まり」と言われていますが、未だ未だ平均健康寿命は70代前半です。
ボクは、遂に・遂に75年人生の集大成期間(年)なんです。
先ずは、75年人生の集大成期間を最大限楽しませて貰って、その後76年目が迎えられたら・・・その先の事を考える事にします。

75歳となり、振り返ると・・・やっぱり体力・気力・身体的な衰えを、か・く・じ・つ・に(確実)に違って来た!と実感するようになっています。
日本の恥・年齢差別の運転免許証の認知症検査も受けなければなりません。
昔から神経衰弱ゲーム(瞬時記憶)が大っ嫌いだったので、アレは・・・と心配で、主治医に「今度の運転免許証の更新が出来るかなぁ~」と話すと「最後は医者が診断するから長谷川さんは大丈夫ですよ」と言って貰い安心をしていましたが・・・急に眼鏡の度が合ってないような感じで眼鏡屋さんに行くと「ここではこれ以上(0.8)矯正できません、ご心配でしたら眼科に行かれることを・・・」と。驚きでした。
眼科では、加齢ですね・・・と言われた白内障です。
未だ手術の必要は無いでしょうが・・・と目薬と経過観察です。
他にも、腰・肩・腕の痛みは・・・毎年通院が欠かせません(現在は右肩痛)。
74歳の昨年、ソバの収穫時期には・・・疲労困憊も重なって、両足の太股が痙るし・・・これまではへっちゃら(軽々)だったソバの収穫袋(20kg~30kg)が・・・後半は持て無くなってしまいました。
ソバ袋は23kg、これでは、ソバの自家栽培どころか自家製粉でさえ出来無くなります。

50歳・60歳の節目の誕生日も、若い気でいちゃイカンなぁ~とは思う様にはなっていましたが、70歳と言うのは、出来無い事が起き・ヒシヒシと体力的な衰えを感じる時です。
今人生75年・・・最終年に来た!と強く意識して迎えました。
偶々この日が、そば屋の定休日だったので、「後期高齢者入りだしな~。美味しいモン食べようか」と言いながら、愛する妻・チャーボーと二人、旅行を予定しました。
長野県(蓼科高原)でノンビリ・ゆったりと過ごしています。

ホテルの中華料理レストランにて

不思議ですね、この日は、前夜まで変わる事のない雨予報でしたでが、朝起きると、雨は昼までとなっており、午後からは晴れも・・・と。
と・こ・ろ・が、目が覚めたホテルの窓の外には、既に太陽が!。
何が起きたの!?・ビックリ・ドッキリです。
観光に出掛ける事としました。

行く先は・・・一応の人生の最終年と考える75歳になっても変わる事の無い・人生の最大目標は「愛する妻を幸せにする事」から、この日が例えボクの誕生日でも、ボクの行きたい先は、チャーボーが喜んでくれる場所探しです。
だから・・・この時期は、チャーボーが生まれて初めて綺麗だなぁと思った花・石楠花が綺麗に咲き誇る御泉水自然園が近くにあるので、ビーナスラインを車で飛ばしました。
あれ・あれ?、次第に雲が出て来た。
到着し、石楠花の道を、75歳と74歳の老夫婦が手を繋いで歩きました。
余談ですが、地元でも、こうして手を出すとチャーボーは「どっちかが介護さてる老老介護に映ってるだろうね」と言います。
歩いて・歩いて(75歳には一寸した坂もやっぱりきつい!)園内の休憩所(?)・「女神のテラス」に着き、持参したチョコレートと飴を食べて、後期高齢老人が、となりの若者カップルに負けない?愛をささやきました。

前方が女神湖・晴れていたら・・・富士山も

愛と言う内容は、殆どがこれまでの数々の無礼の詫びと礼です。
本当に・・・これまでは、愛は口だけ!、唯々感謝です。
50年を超えた結婚生活、未だ未だ生きて、この借りを返さねばならないかも知れません。
先ずは、その序節・この今・75年の人生終末年、愛する妻と二人、この1年を兎に角楽しんで生きたいと思っています。
その先は・・・やっぱり、健康が優先の人生となるのでしょうね。
今のままの体力を少しでも長く維持して、今再び、日本の健康のためにも1日1食の蕎麦食振興が必要な事を、そば屋営業の基本において・・・蓄年の今後は例え規模縮小を取り入れる事があったとしてもやり続ける事が出来たらなぁ~と思っています。
否、こうしてでも、真そば流のそばの味を求め続けさせて貰う事が、後期高齢者となったそばDa迷人の最高の健康維持方法だと考えています。

2024年(令和6年)5月20日は、大転換期の誕生日を迎えた気分でいます。
人生の蓄財は、金銀財宝や名誉ではなく、生きた証の達成感!、愛する妻・チャーボーと二人、顔晴りま~す。

そばDa迷人(そばだめいと)

夢とそばを楽しむ会

Meeting to enjoy dreams & soba

そばで日本を健康に!&日本を真の先進国に!と楽しい夢を見る会です。
会長さんや会計さん…お偉いさんは存在しません。いるのはそばの里深萱ふ~どのオヤジ・そばDa迷人が務める“用務員”さんだけ。
とにかく楽しい夢を描きましょう。