- 世界中で猛威を振るう新型コレラの感染拡大、日本もその例外ではなく、感染者記録を連日更新しています。
1月6日(水)、これをリードする東京の感染者は1596人と一気に1500人を超えてきました。
全国の感染者は、一気に1000人以上越えて6000人超え(6006人)。
愛知・岐阜・三重の東海3県も、揃って記録更新です。
2日続けて記録更新中の岐阜は102人と100人を越えて来ました。
第3波の勢いは・・・いよいよ猛威の感です。
- 世界中で猛威を振るう新型コレラの感染拡大、日本もその例外ではなく、感染者記録を連日更新しています。
そんな正月休みを終えて営業再開をしたこの日、ひょっとしたら初めての0の日?と悲壮感を持ちながら準備を進めました。
11時30分の開店とともに・・・有り難いことに9席が満席(待ちは無し)。
ほぼ出し終わったときに「混んでますか」と1本の電話が。
電話の主は、当店でアルバイト経験のある友人の娘さんで、30分程後に来店でした。
月日の経つのは早いもので、高校時代のアルバイトで来てくれていた彼女が、今や・・・大学を卒業して結婚して・・・3人のママ。
産休を終えて、コロナ対策の重要な職業に復職。
当店のそばを食べたかったから・・・と、正月を利用して九州からの帰郷でした。
会計でチャーボーと。
厨房に戻ったチャーボーが「○○ちゃんからラブレターよ」と。
可愛らしいポチ袋でした。
元アルバイトの女性から、嬉しいメッセージとともに、支援金が・・・。
胸の中が・ジーンとなりました。
営業終了後、封を開けると、何と何と・・・メッセージとともにお金が入っているではありませんか。
「コロナで毎日大変かと思います。1日でも長く おいしいそばを ふるまってもらえるよう 力になりたいと思っております」と。
メールでお礼をすると・・・「(略)県外からということで迷いましたが(略)本当に気の利いた対策がなされていて感激でした。おそばも相変わらず最高でした。(略)」と。
この新型コロナを振り返ると、あの緊急事態宣言の出る前に、スタッフのことを考えて、この宣言の前に、連休明けまで・・・と臨時休業に入っていました。
緊急事態宣言が延長され、5月の末まで臨時休業し、徹底的な対策(15席を9席に減らす・除菌設備等)を整えました。
8月の第2波の時は、兎に角対策を徹底して、営業を続けたい・・・と望みました。
ボク等自身が、安心して外食できるところがなく、悶々した気分になっていたからです。
安心感ある場所を提供したい・・・と考えています。
同じ飲食業界にありながら、ボク等は外食も旅行も・・・封印です。
有り難いことに、1年分の蕎麦を確保して自家製粉するそば屋(当店)は、万が一海外の様に営業禁止令が出たとしても、生きて行くためにその蕎麦の実を、夫婦2人が毎日・3食とも食べても、10年分確保できているのです。
しかも、蕎麦は、8種類の必須アミノ酸が含まれるという完璧な健康機能食品です。
命はつなげます。
この点からも、自家製粉の手打ちそば屋は・・・悶々たるこんな状況にこそ営業を続けなければならない業界だと考えています。
この日、もう1組の嬉しいお客様がありました。
それは・・・新型コロナウイルスの対策業務が増えたため、昨年の9月から増員でお願いしていた女性が12月で退職しました。
この女性が、2人の息子さんと一緒に、正月明けの初日にそばを食べに来てくれていました。
きっと、安心できる場所で・・・と選んでくれたのだろうなぁ・・・と喜んでいました。
岐阜県の感染状況は、30人台でも“凄い数字!”と思っていたのに、一気に100人越え。
同様に連日記録更新する愛知県でも「感染傾向が変わらなければ、緊急事態宣言の対象に愛知県も加えて貰うように国に要請することも視野に・・・」と大村知事が。
こんな大変な事態となった2021年の営業初日、嬉しい・有り難い出来事に、勇気を貰いました。
小さな・小さなそば屋のオヤジと女将は、こられをエネルギーに変えて、1日も早い終息を願いながら顔晴りま~す。
書き終わった時・・・オーストラリアに住む娘から「2021年初日は如何でしたか。日本は本当に心配な状況になってきましたね。外出規制が今一度必要な時では。本来なら初日から繁盛を願いたいところですが、コロナ禍では、少ない接触であって欲しいと思ってしまいます。感染状況によっては、是非冬休みの延長も考えて下さい」とメッセージが・・・。
こちらも・・・愛する肉親からの嬉しい・有り難い言葉です。
やっぱり、勇気と元気を貰っています。