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花見用に撒いたソバの花が咲き始めました。

今年は、霜が降り無くなる時期が早まりそうだったので、少し早くに撒きましたが、残念ながらゴールデンウィークには間に合いませんでした。
2週間遅れ?で、やっと・やっと開花宣言です。

真っ白で可憐な花が・・・一気に開花して行きます。

この花用に撒くソバ、収穫しない一番の理由は、秋の季節(秋蒔き)に比べて味が落ちることですが、同じ蕎麦の実(秋蕎麦)を種に使用しては、収量が極端に減る事があります。
秋と同じ作業になるので、同じ程度の収量を期待すると・・・夏ソバを種にしなければなりません。
これは、確実にそばの味に影響を与えるため、そばDa迷人は、収穫するソバは秋蕎麦に限定しています。
そんな訳で、ただただ花を見てもらうだけのために撒いた真っ白で可憐なソバの花をお楽しみ下さい。
県道沿いの入口の畑から店周辺部分の畑です。

ソバは、降霜の季節となるまで、次々と花を咲かせてくれますが、7月後半には、収穫用ソバの種蒔き準備の為、刈込・緑肥として鋤き込みます。
ソバは、雑草抑えの最適作物と言われていますが、同じ酸性土壌を好むスギナや、農薬を使用しないので同じタデ科のイヌタデの勢いが強くなっています。
万が一、これに負けてきたときは・・・早期刈込とさせていただきます。

下の写真の花を付け始めたソバ(普通ソバ)の奥で猛烈(現在で1m程度)に伸びているのは宿根ソバ(シャクチリソバ)です。

宿根ソバは・・・グングンと伸びて行きます(花は10月後半)

こちらは、ソバの中では唯一根で冬を越す多年草型のソバで、3月には芽を出して・・・伸び続けます。
根で増えて行くので、実を付けることとなる開花は、ソバの中では一番遅く10月後半になります。
そんな訳で、このソバは、実ではなく、葉や茎を食べるソバです。
日本には、薬用として持ち込まれましたが、全国に広がりました。
因みに北海道では特定外来生物に指定されています。

お楽しみ下さい。
そばDa迷人