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おろしそばが・・・甘~く・なっています。

厳寒の寒さに耐えたダ・イ・コ・ンが、甘~くなってきました。
辛~いの・・・大~好き!と言う方には、物足りなくなってしまった?と言う事かも知れませんが、人間本来の味覚機能の「美味しい」は、舌にある味蕾で「甘さ」を感じたときに来るものだと考えています。
そばの美味しさも、甘さを感じたときに一層強くなるので、そばDa迷人は、こうしたそば作りを、そば打ち時だけでは無く、栽培時や石臼製粉の時から心がけています。

さてさて大根、この季節はどうして甘くなるのでしょう?。
気温の高い真夏の大根がとっても辛い・・・の反対です。
つまり、この季節は、大根君が・・・氷ってしまわない様(傷?)に、糖を蓄えているのです。
余談ですが、真夏の降り注ぐ紫外線から歩いて逃れることの出来ない畑のソバが、ルチンと言うポリフェノールを蓄えて日傘変りにして身(葉・茎)を守るから、植物の世界も凄いですよね。
蕎麦食をすると、これが人間の毛細血管を強く・若返らせてくれるから、ソバは最高の食べ物ですよね。
(余談中の余談ですが、その為の蕎麦食は、蕎麦粉の量で1日に80gです)
その昔そばが大嫌いだったボク・そばDa迷人は・・・今、こんな蕎麦に惚れています。
(閑話休題)
糖・入りだから・・・と・う・ぜ・ん?!、この季節の大根は甘いと感じる訳です。
だったら・・・冷蔵庫の中でドンドン冷やしたら夏でも甘く?。
そうは上手く行きません。
自然の醸し出す美味しさ、そばの里深萱ふ~どのおろしそばは、大根の下ろし汁だけで、水を一滴も加えていません。

おつゆは・・・大根の絞り汁だけ。
水は1滴も加えていません。

甘味料を添加しない、大根の持ち味だけ・自然が醸し出す「甘さ際立つ」この季節の美味しさを是非味わってみて下さい。
いつまでかなぁ~?。
残念ですが、大根栽培まで手が回りません。
だから、この厳寒を畑で耐えた大根を買い求めることの出来る間となります。
例年は、4月の上旬迄です。

毎年お出かけ頂いた・在りし日の村上信夫総料理長さん。
4月でした・・・。決まって「おろしそば」でした。

それに、今のところこのおろしそばの味は、そばの里深萱ふ~どでしか味わえません。
新型コロナの第6波禍、宣伝ぎみのUPでこの時期に不謹慎ですが、この味はこの季節だけなんです。
鬼が笑いますが、来年の今の時期にでも・・・心にお留め頂けたら幸せです。
あんなおろしそばなら食べたい・・・とそば好きが増えて行くことが、一番の楽しみです。

以前15席あったテーブルを、9席に減らし、客室に9つある窓・ドアを開けて十分な換気をしています。

女将・チャーボーの手作りです。
コロナ対策で、テーブルを真っ二つにして・・・ベンチ式椅子になりました。

ワクチン検査パッケージも受けていますが、何のご利益もなく5名様以上のグループの場合は、2テーブルに別れて頂く指示(阜県知事から)が出ています。
手指の消毒や検温に始まり・・・あるまじき事で一杯ですがご了承下さい。

世界が平穏になりますこと・・・念じています。

そばDa迷人