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満開で~す! (花見ように蒔いたソバの花)

日本中・・・新型コロナウイルスが猛威を振るい・未だ未だ緊急事態宣言や蔓延防止等重点事業が解かれないままですが、坂祝のそばの里では、真っ白な可愛らしいソバの花が満開となりました。

写真説明で~す。
新しい看板前に蒔いたソバも満開です。
奥の建物(ログハウス)は、1年分の玄蕎麦倉庫です。
その右が、トラクター庫と農業倉庫(チャーボー造)

ソバは、種を蒔いてから、たった75日で収穫できるので、直ぐに実を付け始めます。
花見用なので、食用に冷蔵保管中の秋ソバの品種を蒔きましたので、残念ながら結実が悪く、殆どが、“鼻くそ”と言われる・実を付けない花のカスとして残ります。

やっと満開に。未だ実や “鼻くそ” は付いていません。

昔・昔の飢饉の時には、これが・これが・・・庶民のお腹を満たしていたのです。
百姓の生活の厳しかった頃で、実は大変貴重で、種に残す外は・・・お金に換えないと生活が出来なかったからです。
昔々のソバは、実ばかりではなく、葉も茎も鼻くそまで、食されていたのです。

第二次世界大戦の敗戦復活時にイギリスの「ゆりかごから墓場まで」を目指した日本は今、正に年金大国です。
そんな豊かな日本の食品ロスは、年間に612万トン(「農林水産省:食品ロスの現状を知る」より)。
これを国民1人当りに直すと、何と・何と、毎日・茶碗1杯の量を廃棄しているのです。
だから・・・でしょうか?、輸入に頼り食糧自給率が30%台でも平気な日本です。
皮肉な事ですが、本当に豊かですね・・・敗戦後の復活目標は完全達成(復活以上の成長)です。
でも・・・もし、コロナ禍で、食料輸入が止まったら・・・我々が口に出来る食料は、1日1食若しくは、人口の3分の2が餓死する・・・のが日本の現況です。
コロナ禍を機に、唯々豊かさだけを求める事は・・・改めたいものですね。
蕎麦食は、日本を健康に!・信じて止まないそば屋のオヤジの独り言です。

昔・江戸患い(江戸時代の食糧事情のよくなった頃の脚気)を救ったそばは、今再び高機能食品(話題のルチンや8種類の必須アミノ酸のバランス含有他)として注目(平均健康寿命の延伸で、働ける身体作り)。
ソバは、激増する耕作放棄地解消への最高の対策作物(荒れ地・弱酸性土壌適応)で食糧自給率の増加(1日2食の70%で餓死者無し)。
そばDa迷人は今、残された人生期間(今ちょうど平均健康寿命で平均寿命までの期間)の夢を「真そば流で、日本を健康に、今再び・そばの味革命」と定めています。

顔晴りま~す。
そばDa迷人拝