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夢とそばを楽しむ会・3月例会・中止します

「夢とそばを楽しむ会」は、毎年、3月と12月に「例会」、時を得て「異例会」を開催してきましたが・・・、昨年から猛威を振るう新型コロナウイルス、飛沫感染が原因で、3蜜回避!、残念ながら、これらの開催は諦めざるを得ません。
しかもこのところ、飲食店をターゲットに感染防止が叫ばれています。
以後の例会等の開催は、このコロナの終息が見えてから(収束達成後)となりそうです。
「夢とそばを楽しむ会」3月例会・中止
宜しくお願いします。

早く・・・こんな楽しい会を・再開したい!ですね。

例年3月に行ってきた「旬・おろしそばを味わう会」のメインである「おろしそば」は、真似る人はあっても、今のところ、日本中でそばの里深萱ふ~どだけの味!と自負しています。
おろしそばと言えば、福井の「越前そば」が有名です。

大根のおろし汁だけ!・この季節は甘さが際立ちます

このおろしそばは、以前、大根おろしを使った越前そばの美味しいものを食べて・・・これよリ更に美味しいものを!と工夫を凝らして考案したものです。
越前そばは、だし汁の中にそばを入れ、上に大根おろしと花鰹をのせるスタイルとなっていますが、そばの里深萱ふ~どのおろしそばは、大根を下ろした汁の中にそばを入れます。
つまり、つゆは、水を1滴も使わない大根ジュースだけなんです。
これだから、夏はピリ辛!。
この辛さは、そばの薬味に使われる「辛み大根」をも上回るので、季節限定メニューで!と考えていましたが、「この辛さが良い!」と言うファンの方があって、年間メニューにしています。
が・あの辛さ!、夏のおろしそばは・・・そばDa迷人には辛すぎて、とても無理です。
さてこの辛さは、厳寒の冬に・・・大根さんが、糖分を蓄えて、身が凍り付くのを防ごうとします。
糖が増えると言う事は・・・甘さが増す!のです。
食べ物の「美味しい!」の判断基準の最たるものは「甘さ」ですね。
つまり・つまり・・・。
年中で、大根の一番美味しい季節は、厳寒の季節を耐え抜いた時・3月か4月に出回る季節が一番美味しい季節と言えるのです。
この時期に合わせて、毎年・夢とそばを楽しむ会で「旬・おろしそばを味わう会」を開催してきましたが、昨年に続き、今年も・・・只今緊急事態宣言中で計画できません。
2回目の緊急事態宣言は、夜8時までの時間短縮営業に対し補償金が出ましたが、対象外のそばの里深萱ふ~どは、1月を2度目の臨時休業とし、店内の空気浄化や換気対策を強化しました。
15席あったテーブルも、9席に減らしましたが、テーブルを切り刻んで加工したので、元に戻すことはありません。
見えない敵の新型コロナウイルスに、少しでも安心して食べていただけることに注意を払っています。
夢とそばを楽しむ会の例会中止も、この感染防止対策の一環とご理解の程・・・宜しくお願い申し上げます。

延期となった東京オリンピックの開催・・・未だ確定しておらず、気をもんでいますが、57年前の東京オリンピックの際、料理長を務められた故・東京帝国ホテルの総料理長の村上信夫さんが、このおろしそばを食べて下さり、その後毎年(亡くなられた年も)、この季節に食べに来て下さったことが、昨日のように蘇ってきます。

故村上信夫総料理長さんを案内して下さった方がパチリ・「使って下さいと」有り難いことです。

大根と言う素材の持ち味を大切にした・・・今のところそばの里深萱ふ~どでしか味わえない「おろしそば」を・・・是非、お試し下さい。

そばDa迷人拝